大阪育ちのウォンバットがギネス記録 世界最高齢の熟成された魅力

 大阪育ちの33歳に「世界最高齢」のお墨付きが与えられた。飼育下での最高齢を更新したとして、大阪府池田市の市立五月山動物園が飼育するオスのウォンバット「ワイン」がギネス世界記録に認定された。

 同園で11日に式典があり、公式認定証が贈られた。これまで記録を持っていたのは、豪州で飼育され、2017年に32歳で死んだオス。ワインは1月に33歳の誕生日を迎えた。

 ウォンバットは有袋類で、飼育下での平均寿命は20~25年。ワインは人間なら100歳を超えるという。1歳だった1990年に豪州から寄贈され、妻と2頭の子に先立たれるも、たくましく生きてきた。今は白内障を患っているが、体調は良好だ。飼育員によると、山あいの静かな環境が飼育に適しており、ワインの早寝早起きの習慣も長寿に結びついているらしい。

 国内で飼育されているウォン…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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