9月18日午後7時、観測史上最強級と言われた台風14号が鹿児島県に上陸した。同県さつま町の川内(せんだい)川にある国土交通省の鶴田ダムでは翌日深夜2時ごろ、流れ込む水量が1秒あたり最大1931立方メートルに達した。
「雨は予想よりも少なく、落ち着いて対処できました」。鶴田ダム管理所の広松洋一所長(58)はそう振り返る。
このダムは治水と発電目的で1966年に建設された。高さ117・5メートル、長さ450メートルは、九州で最大級のダムだ。
台風への備えは上陸の2日前…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル