礒部修作 雨宮徹
岡山県北部を中心に大雪に見舞われた25日の夜、県は同日昼に真庭市内の80代の男性が自宅付近に止まっていた車の近くで倒れているのが見つかったと発表した。男性は死亡が確認された。24日にこの車が雪で立ち往生したため、いったん自宅に戻った後に外出したまま行方が分からなくなっていたという。
上空の強い寒気の影響で、26日朝も県内は冷え込み、奈義町で零下16・8度、美作市今岡でも零下14・2度と観測史上最低を記録した。新見市千屋が零下11・5度、津山市が零下9・4度、真庭市久世が零下9・0度、岡山市北区建部町福渡が零下7・1度と、県内16の観測地点のうち11地点で今季最低となった。
前日に積雪が観測史上最大の46センチを観測した津山市では、民家の軒先にはつららが垂れ下がった。道路は残った雪が凍り、通勤する人たちはつるつるになった路面を恐る恐る歩いた。(礒部修作 雨宮徹)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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