山本逸生
飲食店内で音楽を大音量で流す様子をスマートフォンで動画撮影したとして、威力業務妨害罪に問われた米国籍のイスマエル・ラムジー・カリド被告(24)の初公判が19日、大阪地裁であった。カリド被告は「店内でビデオを撮ったことは否定しないが、音は携帯電話から自動で流れたものだ」として起訴内容の一部を否認。弁護側は同罪の成立は争わないが、「音楽は被告が主体的に流したものではない」と述べた。
カリド被告は「ジョニー・ソマリ」を名乗り、ユーチューバーとして活動していた。
検察側の冒頭陳述などによると、カリド被告は今年9月、大阪市中央区の飲食店内で大音量で音楽を流し続け、店員に対応させるなどして店の業務を妨害したとされる。
意図的に迷惑行為をして動画の再生回数を増やす配信者は「迷惑系ユーチューバー」とも呼ばれる。(山本逸生)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment