大麻の「売人」を直撃取材…『議員がやってる』『中高生も』 日常に迫るゲートウェイドラッグの異常事態(東海テレビ)

■「大麻、今日受け取れます」…指定されたアプリにはすぐに返信が

 芸能人や大学生など、連日のようにその広がりが明らかとなる「大麻」。日常にどれほど迫っているのか、特定のワードを加えて検索しました。

 売買を匂わせる投稿はあっさりと見つかり、掲示板には「野菜」「葉っぱ」「草」などの隠語で表現されていました。

 履歴を残さないためか、指定されたアプリを使い、大麻の売人を名乗る人物にメッセージを送信。すると、わずか数十秒後、『こちらでお願いします』とすぐに返信がありました。

 その後、数回のやり取りを重ね、名古屋市内の公園で会う約束を取りました。

■男「1人で来てもらっていいですか」…現れた中東系の外国人のような男の警戒心

 現地には記者2人で深夜0時頃にスタンバイ。すると、1台のバイクが公園の脇に止まりました。

 中東系の外国人のような顔立ちをした体格の良い男がバイクから降りてくると、携帯電話に着信が…。 売人風の男:
「もしもし、すみません着きました。たぶん目の前にいるのですけど、1人で来てもらっていいですか」  男は警戒しているのか、1人で来るよう要求してきました。

売人風の男:
「話しながら行きます、ゆっくり。見せるだけなので。品物っていうか今日の野菜(大麻)です。やっぱり基本的に怖いので、売る側も買う側も」  こう話しながら、公園の奥まで50メートルほど歩いたところで、男が切り出してきました。 売人風の男:
「ただの葉っぱクズみたいな。これっすね」

 大麻だとして見せてきたのは、警察が公開する押収品などとよく似た、乾燥した草のようなもの。本物であれば、7年以下の懲役などに処される犯罪です。 売人風の男:
「薬物っていう薬物じゃないですけどね、大麻は。リラックス系ですかね。(やると)気分が落ち着いたり、すごいリラックスモードになる」  自分で作ったり、栽培はしていないと話す売人風の男。記者が質問を続けることおよそ5分。男が不意に話題を変えてきました。 売人風の男:
「ちなみに今、別の品種があるのですけど。持ってきますけど見ますか」  停めてあったバイクへと戻る男。すると、荷物を取り出すことなく、突然エンジンをかけ始めました。 売人風の男:
「すみません、お客様の方がちょっと怪しいと思ったので、今回見送りって形で…」

Source : 国内 – Yahoo!ニュース

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