兵庫県三田市内の家屋で大麻草を栽培していたなどとして、県警が、県内に住む30代の男5人を大麻取締法違反(営利目的栽培)などの疑いで逮捕・送検していたことが、捜査関係者への取材でわかった。県警はこの家屋が大規模な「栽培工場」だったとみて密売先の解明を進める。
捜査関係者によると、男は同県西宮市の建築資材販売業、廿日出(はつかで)貴史(33)、同市の無職西尾卓也(36)の両容疑者ら。県警は1500株を超える大麻草を押収したという。
5人は昨年9月中旬から10月下旬までの間に、三田市内の家屋に大麻草の苗を持ち込み、肥料を与えたり照明器具で光を当てたりして計約580株を営利目的で栽培したなどの疑いがある。昨年12月に同法違反の罪で起訴された。
うち廿日出容疑者ら3人は同県芦屋市の家屋でも大麻を含む植物片約3・5キロを所持していたとして、同法違反の罪で追起訴されている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル