30日(水)にかけて日本付近に黄砂が飛来する可能性があります。天気は回復し、11月2日(土)にかけて広く晴れ間が出る見込みです。三連休後半は九州から東北に雨雲がかかりそうです。
29日(火) 冷たい雨
29日(火)は、本州付近に湿った空気が流れ込み、九州から東北の太平洋側を中心に雨が降りました。東海や関東では、日中の気温の上がり方が鈍く、15度前後で経過しました。午後6時までの最高気温は東京都心16度3分、名古屋17度2分で、いずれも未明に観測されました。
朝鮮半島で黄砂観測 30日(水)にかけて日本にも飛来か
26日(土)から28日(月)にかけて、大陸内陸部のゴビ砂漠周辺で発達した低気圧の通過で砂嵐が発生し、巻き上げられた砂が上空の西風に乗って、29日(火)は朝鮮半島で黄砂が観測されました。30日(水)朝にかけて、寒冷前線が北日本を通過する見込みです。寒冷前線の通過後は、日本にも黄砂が飛来する可能性があります。日本では、黄砂は春に観測されることが多いですが、低気圧や高気圧が交互に通過する秋にも観測されることがあります。前回、秋に観測されたのは2013年10月です。
30日(水)~11月2日(土) 晴れ間が出る日続く
30日(水)は、大陸から次第に高気圧が張り出してくるでしょう。北海道や東北は朝にかけて寒冷前線の通過で雨が降る見込みです。日中は天気は回復へ向かうでしょう。全国的に晴れ間が出る見込みです。
31日(木)から11月1日(金)にかけて北日本付近を再び寒冷前線が通過する見込みです。2日(土)にかけて、大陸から高気圧が張りだすでしょう。北海道や東北は前線が通過するときは雨または雪が降りますが、降り続くことはない見込みです。晴れ間が出る所が多いでしょう。
三連休後半は雨が降る可能性も
3日(日)文化の日は、気圧の谷や湿った空気の影響で、九州から関東を中心に雲が広がるでしょう。4日(月)から5日(火)にかけて、九州から東北に雨雲がかかる可能性があります。
日本気象協会 本社 白石 圭子
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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