岐阜県瑞浪市大湫町の神明神社で11日午後10時40分ごろ、付近の住民から「倒木で家から出られず、停電している」と市消防本部に通報があった。市によると、神社の「神木」とされるスギ(高さ約40メートル、太さ約11メートル)が倒れた。けが人はなかった。スギは県天然記念物で、樹齢は推定1200~1300年とされる。
現場ではスギが神社の参道に向かって倒れ、神社の前にある電柱もなぎ倒されていた。枝がぶつかった付近の家屋の屋根や軒下も破損していた。現場から約200メートル離れた場所に住む加藤博一さん(67)は「ちょっとやそっとでは倒れないと思っていたのに、我々の生きている間にこんなことが起こるとは、びっくりです」と話した。
気象庁によると、現場近くの恵那の観測所では12日午前0時までの24時間に137ミリの雨量が観測された。(戸村登、高木文子)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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