天皇、皇后両陛下は22日午前、能登半島地震の被災地を見舞うため、羽田発の特別機で石川県の能登空港(輪島市)へ到着した。日帰りの日程で、自衛隊ヘリなどで輪島、珠洲両市を訪れて被災状況を視察するほか、両避難所で被災者を見舞い、災害対応に尽力した人たちをねぎらう。
両陛下は能登空港に到着後、自衛隊ヘリやマイクロバスに乗り換えて輪島市内を移動。被害が大きかった地域を視察し、避難所で被災者らに声を掛ける。その後、珠洲市にも足を運ぶ。
両陛下は被災状況に心を痛め、長女愛子さまとともに政府関係者から被害状況などの説明を受けた。現地入りした医師や看護師らからも活動内容などを聞き、「石川の被災地の特徴は」「時間の経過とともに、どんな変化がありましたか」などと質問。被災地を訪問したい意向を持ちつつ、復旧状況や被災者の気持ちなどを踏まえ、可能な時期に見舞いたい意向を示していた。
発災からまもない被災地訪問は代替わり後2度目で、台風19号で大きな被害を受けた宮城、福島両県の被災地を2019年12月に訪問して以来となる。両陛下はこれまでも皇太子ご夫妻時代から自然災害の現場に足を運び、被災者に寄り添ってきた。
皇太子ご夫妻時代には199…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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