天皇ご一家が御料牧場へ コロナ禍で控え、2019年以来の静養

多田晃子

 天皇、皇后両陛下と長女愛子さまは5日、静養のため栃木県の御料牧場に入った。数日間滞在する。天皇ご一家は新型コロナウイルス感染症の流行後は静養を控えており、2019年8月に同県那須町の那須御用邸付属邸に滞在して以来の静養。御料牧場での静養は18年5月以来となる。

 御料牧場に車で到着したご一家は職員らに出迎えられ、天皇陛下は福田富一知事に「お世話になります」と笑顔であいさつ。その後、マスクを着けずにご一家で放牧地を散策しながら馬を眺めた。

 報道陣から感想を問われた天皇陛下は、「久しぶりに3人で来ることができて、とてもうれしく思います」。「牧場で何かしたいことはありますか」との質問に、愛子さまは「動物たちを眺めたり野菜を収穫したり、充実した時間を過ごすことができればと思います」と話した。(多田晃子)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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