太宰府天満宮に仮殿、「森」が浮かぶ斬新デザイン 来春から3年間

 福岡県太宰府市太宰府天満宮は22日、来年5月から始める本殿の大改修中に、本殿のかわりとなる「仮殿(かりでん)」の完成予想図を発表した。屋根に樹木の茂る斬新なデザインで、約3年間、参拝客を迎える。

 1591年に再建された本殿は金箔(きんぱく)や漆で装飾され、国の重要文化財になっている。菅原道真公は誕生日が6月25日、命日が2月25日で「25」に縁が深く、25年ごとに式年大祭をしている。道真公の没後1125年となる2027年の式年大祭を前に、約3年かけて明治期以来の本殿大改修にあたる。

 改修中は本殿にすっぽり覆いをかけることから、年間1千万人もの参拝客を迎えるための仮殿を建てようと、西高辻信宏宮司が建築家の藤本壮介さん(51)に設計を依頼した。藤本さんは大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーを務めている。

 本殿のすぐ手前につくる仮殿…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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