浅倉拓也
ヨットで世界最高齢での太平洋横断に挑んでいる海洋冒険家の堀江謙一さん(83)は、4日ごろに紀伊水道上のゴールを通過する見通しとなった。事務局が2日、発表した。通常は日本の沿岸を流れる黒潮が大きく南に蛇行する状態が続いており、紀伊水道へ向かうのに苦労しているという。このためゴールの予測が立ちにくい状況で、5日以降にずれる可能性もある。
堀江さんは2日現在、高知県の室戸岬の沖合を航行している。ゴールは紀伊日ノ御埼(ひのみさき)灯台(和歌山県)と伊島(いしま)灯台(徳島県)を結んだ紀伊水道上の線としている。その後は別の船に引航されて新西宮ヨットハーバー(兵庫県)に帰港し、検疫などの手続きを経て上陸。セレモニーが開かれる予定だ。(浅倉拓也)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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