朝日新聞東京総局は、津田塾大学総合政策学部の中條美和准教授のセミナーと共同で実施した都議選候補者271人に対するアンケートで、当選者127人に絞って、回答を改めて分析した。
小池百合子知事の都政運営を評価する人の割合が候補者全体に占めた割合よりも高くなり、新型コロナウイルス禍の現象といえる「路上飲み」の規制では、賛成が反対に迫る結果となった。
小池知事の都政運営と、都のコロナ対策についての評価
小池知事の都政運営については、5段階(高い順に5~1)で評価を聞いた。候補者全体と当選者のみで比べると、低評価の「1」「2」は40%から31%に減り、高評価の「4」「5」は27%から41%に増えた。
要因としては、小池知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が31議席で都議会第2党に踏みとどまったことや、候補者23人全員が当選した公明党のうち、21人が「4」と答えていたことがある。「3」が多かった自民党を含めると、小池知事と都議会との関係は、大きな波乱なく滑り出すのだろうか。
都のコロナ対策についても5段階評価で聞いたが、当選者の42%が「4」「5」。評価する当選者が都政全般よりもさらに高くなった。
「路上飲み」の規制、外出自粛に強制力を持たせることは必要か
「路上飲み」は、コロナ対策…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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