6月14日(日)0時51分頃、鹿児島県で最大震度4を観測する地震がありました。震源地は奄美大島北西沖で、震源の深さは約160km、地震の規模(マグニチュード)は6.3と推定されます。この地震による津波の心配はありません。 ■震度4
【鹿児島県】瀬戸内町 喜界町 ■震度3
【鹿児島県】奄美市 鹿児島十島村 大和村 宇検村 天城町 伊仙町 和泊町 知名町 与論町 【沖縄県】名護市 糸満市 沖縄市 うるま市 南城市 国頭村 今帰仁村 本部町 恩納村 北谷町 中城村 西原町 与那原町 座間味村 八重瀬町
今年30回目の「最大震度4」の地震
今回の地震は2020年になってから30回目の、国内で「最大震度4」を観測する地震でした。昨年は1年間で「最大震度4」の地震回数は31回だったので、それと比べると今年は震度4の地震が多く感じるかもしれません。 ただ、国内でM5以上の地震(震度1以上)が観測された回数は、この約半年で昨年1年間の約半分と、ほぼ同じペースとなっています。 また、今年は震度5弱以上を観測する地震がこれまでに1回しか発生しておらず、昨年1年間の9回と比べると大幅に少ないペースで、東日本大震災以降で見ても最も少ないペースとなっています。 これらの状況を総合すると、最大震度4の地震が多いことは偶然と言えそうです。 日本国内ではどこであれ、震度5クラス以上の地震が起こっても不思議ではありませんので、地震災害への備えを今一度見直し、日頃から防災・減災意識をもって生活をするようにしてください。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース