奈良県内で初めての外資系高級ホテルとなる、「JWマリオット・ホテル奈良」が22日、奈良市内にオープンした。世界的に有名な観光地を抱えながら、宿泊者が極端に少ないのが奈良の長年の悩み。地元は高級ブランドの集客力に大きな期待を寄せる。
「古都・奈良で初の国際ラグジュアリーホテルとして、成功を収める」。22日、米マリオット・インターナショナル日本・グアム担当エリア副代表のカール・ハドソン氏は意気込みを語った。
マリオット奈良にはスイートルーム16室を含む158室があり、フィットネスセンター、レストラン、スパなども完備。料金は1泊1室4万5千円(税・サービス料12%別)から。「プレジデンシャルスイート」は172平方メートルの広さがある最高級の部屋で80万円(同)する。
コロナ禍で今春開業の予定が遅れ、当面は訪日客の宿泊も見込めないが、ハドソン氏は「まずは国内客がターゲット。旅行を我慢していた分、需要があるはずだ。政府のGoToキャンペーンがとても良い刺激になるだろう」と強気だ。
ホテルは奈良県が県営プールの…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル