大阪市中央区の近鉄大阪難波駅近くの地下街で父親とはぐれ、行方不明になっていた奈良市の少女(17)が1日深夜、堺市美原区のコンビニエンスストアで保護された。大阪府警が2日、発表した。少女には知的障害があり、府警が1日夜に顔写真を公開して情報提供を呼びかけていた。
南署によると、少女にけがはなく、事件に巻き込まれた可能性はないとみている。インターネットで少女の顔写真を見ていたコンビニのアルバイト店員の女性が1日午後9時50分ごろ、来店した少女に気づき、店長を通じて府警黒山署に通報したという。
南署によると、11月30日午後1時50分ごろ、少女と一緒だった父親がATMを利用中に、少女の姿が見えなくなったという。府警が防犯カメラを調べたところ、少女は近鉄大阪難波駅の改札を入り、乗車したとみられる。その後、午後2時半ごろに近鉄生駒駅にいるのを確認したという。
また府警が情報提供を呼びかけた後の1日午後7時ごろ、「JR大阪環状線の車内で、少女によく似た女性を見た」と110番通報があった。府警が防犯カメラを調べたところ、同日午後5時半ごろ、JR天王寺駅中央改札のそばを歩く姿が確認されたという。
少女と父親は11月30日に奈良市から電車で大阪府内を訪れていた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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