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奈良市の世界遺産・興福寺にあった釣鐘を設置した建物「鐘楼」の構造が「袴腰」といわれる裾が広がった形だった可能性が高いことがわかりました。 興福寺にあった鐘楼は奈良時代に建てられ、度重なる火災で焼失しいまは再建されず跡地となっています。奈良文化財研究所が発掘調査したところ基盤の地面に溝を発見。鐘楼の1階部分が袴の裾のように広がる「袴腰」という台形の構造を示す溝だと分かったということです。これまで、袴腰の構造をした鐘楼は平安時代末期以降に建築されたと考えられてきましたが、今回の調査により約400年遡り奈良時代にも建てられていた可能性が高まったということです。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース