奈良・若草山で平安祈る伝統の山焼き 寒空を彩る花火も600発

小西孝司

 古都・奈良に早春の訪れを告げる風物詩、若草山(342メートル)の山焼きが27日夜にあった。先人の霊を慰め、奈良の防火や世界の人々の平安を祈る伝統行事。オレンジ色の炎が寒空に浮かびあがり、19万人(主催者発表)の見物客が見守った。

 約600発の花火が打ち上げられた後、ホラ貝やラッパの合図で、約300人の奈良市消防団員が大かがり火からたいまつに火を移し、山肌の草地に火をつけていった。(小西孝司)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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