奈良税務署副署長が女性税理士に暴力や「殺すぞ」と暴言、減給処分

長谷川健

 奈良税務署副署長の50代の男性職員が9月、懇親会で女性税理士に暴力を振るったとして、大阪国税局は4日、副署長を同局総務部付に異動させ、同日付で減給10分の2(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。

 同局などによると、懇親会は近畿税理士会奈良支部内の確定申告相談会をめぐる意見交換会の後、奈良市内で開かれた。税務署から副署長ら4人、同支部から14人が参加した。副署長は懇親会で酒に酔い、女性税理士に「殺すぞ」「あほと違うか」などの暴言を吐き、背中や肩を平手で複数回たたいたという。

 同局の聞き取りに対し、副署長は「酒に酔っていて記憶にないが、出席者がそう言っているならば認めるしかない。被害者におわびする」と話したという。同局は署長についても口頭による厳重注意とした。(長谷川健)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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