堀越理菜
熊本県教育委員会は10日、県内の公立中学の男性教諭(30)を懲戒免職、県南学区の県立高校の男性教諭(39)を停職3カ月の懲戒処分にし、発表した。
県教委によると、中学教諭は2020年12月ごろから21年5月ごろにかけて、女子生徒に、校内外でキスや体に触れるなどの不適切な行為をした。被害生徒側が警察に相談し、県少年保護育成条例違反容疑で書類送検されたが、不起訴処分になったという。
高校教諭は、18年8月以降、校内での個別指導のため、必要とされる管理職への報告をせずに、担当教科を教えていた女子生徒とSNSでやりとりした。19年4月に現在勤務する高校に異動後もSNSのやりとりを継続。4~11月ごろ教諭の自宅で学習指導をし、その際に女子生徒の首や肩、背中、腰などをもんだり、軽くたたいたりした。昨夏、生徒と両親が県教委に相談した。また、19年度にこの事案を把握したが県教委に報告しなかったとして、教諭が18年度当時在籍していた高校の校長を文書訓告とした。(堀越理菜)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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