宮城県内で最大震度5強を観測した地震から一夜明けた21日、県は午前8時現在の被害状況を発表した。県内のけが人は計6人で全員が軽傷という。また、塩釜市芦畔(あしぐろ)町で崖崩れが起きたが、けが人や建物の被害はなかったが、長さ約6メートルにわたり市道がふさがり、土砂を撤去している。
けが人は、美里町の90代女性が地震で外れた扉が頭にあたり軽傷。仙台市で4人、気仙沼市で1人がねんざなどのけがをしたという。
仙台市によると、青葉区の青葉体育館で天井の部品が落下したため、施設の一部を23日まで休業する。県教育委員会によると、県内38の公立学校で、漏水や校舎のひび割れ、天井パネルの落下などの被害があった。県内の停電はすべて解消され、避難所も21日朝までにすべて閉鎖された。
また、東北電力によると、女川原発(石巻市、女川町)3号機の使用済み燃料プール内に、点検用足場の部品が落下。東北電は「安全性に問題はない」と説明している。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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