コロナ禍で生活に困難を抱える女性の相談会が13日、東京都内であった。安心して話せるように、スタッフは全員女性だ。14日も午前10時から午後5時まで、新宿・歌舞伎町の区立大久保公園で開かれる。
弁護士や労組関係者らでつくる「女性による女性のための相談会実行委員会」の主催だ。生活保護やDV被害者支援の専門家ら約80人が対応し、外国語による相談や性的少数者の悩みも受け付ける。食料のほか生理用品や化粧品、衣料品なども配る。
13日は会場の公園に22人が訪れた。ほとんどが非正規労働者で、雇い止めにあったという人もいた。生活保護の申請に同行してほしいという希望やDV被害などの相談もあったという。
実行委のメンバーの吉祥真佐緒さんは「どうしようもなくなるまでがまんしないで、ただ悩みを聞いてもらいたい人もぜひ来てほしい」と呼びかけている。(高橋末菜、岡林佐和)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル