女性に睡眠作用ある薬物を点滴、性的暴行した疑い 美容外科医再逮捕

岩田恵実

 院長を務めていたクリニックの女性スタッフに睡眠作用のある薬物を摂取させて性的暴行を加えたとして、警視庁は21日、美容外科医の竹沢章一容疑者(42)=東京都中央区=を準強制性交の疑いで再逮捕し、発表した。竹沢容疑者は同じ女性に対してこの前日にも同様の性的暴行を加えた疑いで逮捕されており、「女性に好意を持っていた」と容疑を認めているという。

 捜査1課によると、竹沢容疑者は4月5日朝、当時院長を務めていた東京都江戸川区のクリニックで、薬物で意識がもうろうとした20代の女性スタッフに性的暴行を加えた疑いがある。竹沢容疑者がその様子を撮影した動画が見つかっているという。

 女性は竹沢容疑者から「酔いざましのため」と言われて点滴を打たれた直後に意識が混濁したという。同課は点滴に睡眠作用のある薬物が混入されていた可能性があるとみている。

 竹沢容疑者は前日にこの女性と食事をした際に飲食物に薬物を入れて意識をもうろうとさせて自宅に連れ込み、乱暴をしたとして逮捕されている。(岩田恵実)

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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