女性のスカート内をスマートフォンで繰り返し盗撮したとして、大阪府警は24日、枚方(ひらかた)署地域課の巡査長、西口卓弥容疑者(36)を府迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで書類送検し、発表した。「短いスカート姿の女性の下着に興味があった」と認めているという。府警は減給6カ月(10分の1)の懲戒処分とし、西口容疑者は同日付で辞職した。
監察室によると、西口容疑者は7月14日夜、大阪市都島区の京橋駅近くのエスカレーター上で、女性のスカートの下からスマホで太ももなどを動画撮影した疑いがある。女性に気づかれて逃走したが、約300メートル離れた路上で現行犯逮捕されていた。当時、新型コロナウイルスの濃厚接触者として自宅待機中だった。
また7月7日にも同駅近くの階段で女性のスカート内を撮影していた疑いがある。西口容疑者は「6月下旬から4~5回盗撮した」と供述しているという。
西口容疑者は現行犯逮捕直後、容疑を否認していた。「性犯罪を認めることが恥ずかしく、認めれば人生が終わると思い怖かった」と話しているという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル