女性の遺体を群馬県内の河川に遺棄したとして、県警は7日、住所不定の会社員小船治容疑者(34)と埼玉県久喜市鷲宮4丁目の無職山本結子容疑者(30)を死体遺棄の疑いで逮捕し、発表した。小船容疑者は「間違いありません」と容疑を認め、山本容疑者は「自分は手を下していない」と一部否認しているという。
捜査1課によると、2人は7月31日夜から8月5日朝までの間、群馬県中之条町四万(しま)の日向見(ひなたみ)川に、川崎市多摩区菅1丁目の無職清野いつきさん(48)の遺体を放置し、遺棄した疑いがある。清野さんの死因は外傷性ショックで、頭や胸に大きな損傷があったという。5日に遺体を発見した釣り人から110番通報があった。
県警はほかに、神奈川県茅ケ崎市円蔵の派遣社員露木優衣容疑者(24)を犯人隠避の疑いで7日、逮捕した。露木容疑者は、小船、山本両容疑者が逮捕されないように、警察官に対してうそをついた疑いがある。容疑を否認しているという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル