才能や実力がありながら、男性優位の社会で思うように活躍できなかった女性作曲家のピアノ曲を収録したCDを、札幌出身でハンガリー在住のピアニスト石本裕子が発売した。「女性であるがゆえに、いばらの道だった作曲家たちの人生に思いをはせながら聴いてほしい」と話す。
石本は2015年から、認定NPO法人「ウィメンズアクションネットワーク」(上野千鶴子理事長)のサイトでエッセー「陽(ひ)の当たらなかった女性作曲家たち」を連載。正しい評価を得ることのなかった彼女たちの生涯と作品を、自身の演奏付きで紹介してきた。
その内容がクラシック専門レーベル「ナクソス」の目に留まり、今回のアルバム「PIONEERS 先駆者たち―女性作曲家たちのピアノ曲集」の発売が決定。18世紀から現代に至る15人の21曲を収録した。
ブラジルのシキーニャ・ゴンザ…
2種類
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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