女性芸能人がアダルト動画に出演しているようにAI技術を使って合成した「ディープフェイク」と呼ばれる偽動画。著作権法違反と名誉毀損(きそん)の罪に問われた元大学生の男(23)の公判では、これをみた視聴者が本物と信じるかどうかが争われた。
東京地裁であった6月の初公判。被告の元大学生はスーツ姿で法廷に立った。
起訴状によると、被告は2019年12月~20年2月、女性芸能人2人の顔をアダルト動画の出演女優の顔に置き換えて合成したディープフェイク動画を作りネット上に掲載。芸能人の名誉を毀損したほか、アダルト動画を制作した会社の著作権を侵害したとされる。
「ショック」を受けて…
被告は起訴内容について「事…
きょうも傍聴席にいます。
事件は世相を映します。傍聴席から「今」を見つめます。2017年9月~20年11月に配信された30本を収録した単行本「ひとりぼっちが怖かった」(幻冬舎)が刊行されました。[記事一覧へ]
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル