虐待や性被害などにあった女性を支援する一般社団法人「Colabo(コラボ)」が家庭や学校に居場所がない10代の女性を対象に食品や衣類、生活必需品などを提供したり相談に乗ったりするカフェが19日、約1カ月ぶりに再開した。東京都の新宿区役所前での活動が妨害を受けて中止を余儀なくされていたが、場所を移しての再出発となった。
新たな開催場所は、韓国料理店が立ち並ぶ大久保の繁華街にある「国際友好会館」の屋上。これまでの活動拠点だった歌舞伎町からもほど近い。
屋上にテントを張って椅子を並べ、少女らが自由に持ち帰れるようにカップ麺やポテトチップスなどのお菓子、レトルトのごはん、衛生用品などが用意された。午後8時の開始と同時に、制服を着た高校生とみられる少女数人が階段を上ってやってきた。
コラボは2018年から東京…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル