元衆院議員の玉沢徳一郎氏(81)が盛岡市内の自宅で銃撃された事件で、銃刀法違反(加重所持)の疑いで岩手県警に逮捕された高橋脩(ひさし)容疑者(82)が室内で玉沢氏に向けて銃弾を3発撃った疑いのあることが捜査関係者への取材で分かった。2発が玉沢氏に命中した。その場には玉沢氏の妻も居合わせていたという。
県警や関係者によると、玉沢氏が10日午後、盛岡市中ノ橋通の自宅にいたところ、高橋容疑者が訪れてきた。室内に通し、玉沢氏の妻も含めて3人で話していたが、高橋容疑者が拳銃を取り出し、妻がいる前で玉沢氏を銃撃。足を撃たれ、2週間のけがを負った。高橋容疑者は「貸した金の件で行ったが、話がつかず、撃った」と供述しているという。高橋容疑者はその後、450メートル離れた盛岡東署に車で向かい、自首。5発装塡(そうてん)できる回転式拳銃を所持しており、拳銃の中には実弾が1発残っていた。
こうした状況から、県警は高橋…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル