去年12月、幸手市で当時72歳の妻の首を絞めて殺害し自宅に放火したとして、承諾殺人などの罪に問われている78歳の夫の裁判員裁判で、検察側は懲役5年を求刑しました。
起訴状などによりますと、幸手市緑台の無職原口一被告78歳は、去年12月、妻のトヨ子さん当時72歳の同意を得て、首を紐で絞めて殺害したあと、自宅に放火したとして、承諾殺人と現住建造物放火の罪に問われています。
検察側は、12日の裁判で「妻の首を強く絞めるな、犯行は確定的な殺意に基づくもので、同意があったとしても、命が奪われたその結果は重大」として、原口被告に対し懲役5年を求刑しました。
一方、弁護側は「経済的に困窮し、妻から死にたいと言われ、妻を楽にしてあげようと心中という選択を取った」として、執行猶予付きの判決を求めています。
判決は、14日言い渡されます。
テレ玉
Source : 国内 – Yahoo!ニュース