欧米で新型コロナウイルスとの関連が疑われる川崎病のような症状の子どもが相次いでいる問題で、世界保健機関(WHO)は15日、世界の医師に警戒と詳細な報告を呼び掛けた。
「新型コロナと関連があるかもしれないとの仮説が立てられている」と指摘。「より多くの情報を系統立てて集める」と強調した。
川崎病は主に乳幼児にみられる原因不明の病気で、全身の血管に炎症が起き、さまざまな症状が出る。似た症例が、4月に英国で表面化。欧米で広がり、各地で死亡例も出てきた。患者の多くが新型コロナ陽性か抗体を持っている。
米疾病対策センターは、21歳未満で、発熱や発疹、心臓や腎臓などの臓器や血管に重い症状が出るとし、小児多臓器炎症症候群(MISC)と呼ぶ。ニューヨーク州では患者が110人に達した。1歳未満~21歳で、主に高熱、下痢、目の充血などの症状があり、7割が重症化しているという。米国の別の十数州や、欧州6カ国でも報告があるという。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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