子どもが誤って薬をのんでしまう事故が後を絶たない。年末年始の帰省の時期。普段は子どものいない人も注意が必要だ。家ではどんなことに気をつければいいのか。
「パソコンデスクの棚(高さ140センチ)の上の箱に入れていた父親の抗菌剤を取り出し、誤飲した。床にある箱を踏み台にしてパソコンデスク(高さ80センチ)によじ登り、棚に手が届いたようだ。医療機関で胃洗浄を実施した」(2歳児)
「叔母の睡眠導入剤や精神安定剤が机に置いてあり、子どもが全て飲んでしまった。ふらふらしていたので病院を受診すると、急性薬物中毒で6日間の入院になった」(3歳児)
医療機関から消費者庁に寄せられた事故情報だ。
家庭ではどんなことに気をつければいいのか。子どもの成長に応じた事故の特徴や対策がある。
【6カ月~1歳半】=身近にあるものを手に取り何でも口に運ぶ
・塗り薬(チューブや軟膏(なんこう)容器)の誤飲が多い
・包装ごと口に入れたり、かんで破いたりするなど通常の取り出し方でない方法で誤飲
・子どもの手の届く低い位置に置かれていた例が多い
→医薬品を床など低い位置に置いたままにしない
【1歳半~2歳】=周囲への興…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル