消費者庁は24日、消防が把握した子どもに関わる事故のうち、「食品(乳幼児向けの加工食品等)の誤飲や窒息」を、同庁に報告することを徹底するよう、各都道府県や東京消防庁などに通知した。
今回の通知は、乳幼児向けに販売されていたパンをのどに詰まらせ10カ月の男児が死亡するなど、2件の窒息事故の発生を受けた措置。消防からの連絡はなく、消費者庁が死亡事故を把握したのは医師からの連絡で、発生から7カ月後だったことから、情報収集体制の見直しを進めていた。
同庁は、消費者安全法に基づく消防への通知で、玩具や洗剤などによる誤飲や窒息事故の発生を把握した際は速やかに連絡するよう求めているが、食品の誤飲や窒息については対象外だった。
同法は、省庁や自治体などに…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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