新型コロナウイルスの家庭内での感染拡大で、小さな子どもの預け先が見つからず苦労するケースが相次いでいる。国や自治体の支援策はあるものの、感染の急拡大に追いついていない。子育て世代に不安の声が広がっている。(中井なつみ、久永隆一)
陽性の母親、病院から預け先探す
「子どもの支援にたどり着くまでが本当に遠かった……」
8月上旬に感染して入院し、生後3カ月の赤ちゃんから14歳までの計4人の子どもの預け先に奔走した大阪府在住の女性(38)はこう話す。
自宅療養をしていたものの…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル