子ども時代、見守ってくれた母がいたから 紅ゆずる

紅ゆずるの お悩み聞いてくれない?

 宝塚歌劇団の元星組トップスター紅(くれない)ゆずるさんが、読者のお悩み相談に乗る連載「紅ゆずるの お悩み聞いてくれない?」。今回は子育ての悩みと、ストレスとの向き合い方についてアドバイスします。

 【相談1】二児の育児真っ最中。子供の心に響く声かけが難しい。どうすればその人の能力を伸ばせるでしょうか?(兵庫県、はるみちゃん)

 【紅さんの回答】私は子どもの頃、悪ガキでした。近所の家の植木鉢の位置を換えたり、ボールをぶつけて土壁を崩したりして、そのたびに母親が謝りにいっていました。

 すごく正直な子どもで、スーパーで頭にカーラーを巻いたまま買い物をしていたおばちゃんに「いつ取るん? 変やで! 絶対に取った方がいい!」とたたみかけてしまったことも。母が「すみません」と謝っていたのを覚えています。

 ある日、ベランダから風船に手紙をつけてアメリカに届けたいという夢が浮かび、住所を書いて飛ばしたら、近くの電信柱に引っかかって、関西電力の人たちが出動するというとんでもないこともありました。

あたたかく見守ってくれた母親のおかげで、自分のやりたいことにも出会えたという紅さん。後半は、ストレス発散方法について答えます。

 こんな悪ガキ、自分が親だったら「いい加減にしろ」と頭ごなしに怒っていたと思いますが私の母親はそうしなかった。

 「あなたは、本当はこんなこと…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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