子ども時代「かわいい」と言われ感じたことは 鈴木福さんに聞いた

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聞き手・高重治香

 卒園式に入学式。あどけなさは残るけれど、成長した子どもの姿に、目をうるませる季節です。子どもの「かわいい」瞬間を求めて向けられる、大人たちの視線やスマホを、子どもはどう見ているのでしょうか。子役時代、日本で一番その言葉を言われたかもしれない俳優、鈴木福さん(18)に、「かわいい」と言われることについて聞きました。

 18歳になった今も、ファンの方などから「かわいい」と言っていただくことがあります。今の僕も知っていただいていると思いますが、小さな頃の印象は絶大なものがあるんでしょうね。

 小さい頃、周りの人がニコニコしながら「かわいいね」と言ってくれると、きっと褒めてくれているんだろうなと思って、「ありがとうございます」と答えていました。でも自分から「かわいいと言われたい」と思うことはなかったですね。周りにいた子役の中には、かわいらしさをある程度自分でプロデュースしている子もいたかもしれませんが、僕は本当に何も気にしていませんでした。

幼い頃に「かわいい」と言われた理由について、福さん自身の分析や、いまの幼い子どもたちへの思いを聞きました。

 小2の頃、子役たちが、子ど…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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