【長野】春の全国交通安全運動が6日、始まった。新入学・新学期を迎えた児童らを守ろうと、県警は運転時に子どもを見かけた時は速度を落とすなどの注意点をドライバーに呼びかけている。運動は15日まで。
県警の過去5年間のまとめによると、平日の登下校時に交通事故にあい、死亡、重傷を負った小学生は県内で50人いた。うち登校中(午前6~8時)が12人に対し、下校時間帯(午後2~6時)は32人で6割超を占めた。交通指導課の担当者は「秋から日の入りが早まることや、下校時にばらけて行動することも一因」と分析する。
これらの事故の約8割は児童が道路を横断する際に起きているという。場所でみると、横断歩道上やその近くが4割、それ以外の道路上でも4割だった。児童が道路に飛び出して事故にあうケースも多いという。
4月は入学したばかりで登下校に慣れていない新1年生も少なくない。この日始まった交通安全運動の一環として、県警は12日に県内全22署の管内の小学校の通学路で一斉取り締まりを実施する。速度超過や飲酒運転、車が横断歩道を歩く歩行者を妨害していないかを取り締まる。
県警はドライバーに対し「子…
【5/10まで】記事読み放題コースが今なら2カ月間無料!詳しくはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル