学割、アルバイト、クレジットカード、貯蓄、投資、保険……。大学生になるとお金と関わる機会が増える。大学1年生として身につけておきたい「お金」の知識を、学生目線でコンパクトにまとめた教材案を、椙山女学園大学(名古屋市千種区)の学生がつくった。
現代マネジメント学部3年で、水野英雄准教授のゼミ生11人は、賢い経済生活を送るために必要な知識をピックアップし、自分たちで調べて学習したことをまとめた。
水野准教授は「経済や金融についての教材は多いが、分量が多くて読み切るのは難しい。学生が使う順番を想定して必要最低限の解説にするよう心がけた」という。
まずは「学割」。公共交通機関や美術館、博物館の入場料、旅行の宿泊プラン、自動車教習所、動画や音楽配信のサブスクなど、学生向けに様々な割引がある。例えば、名古屋から1泊2日で東京旅行をすると、学割を有効活用することで約3千円もお得になるケースもある。
「アルバイト」は、知らない…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル