文部科学省は4日、新型コロナウイルスの感染「第6波」で、休校した公立の幼稚園、小・中・高校、特別支援学校は全国で270校、学年・学級閉鎖したのは3951校(いずれも先月22日時点)だったと発表した。前回調査(先月9日時点)より休校は447校、学年・学級閉鎖は944校減った。
休校した割合は0・8%で、前回から1・2ポイント減。都道府県別で最も高かったのは鳥取の7・8%(16校)で、休校数で最多は大阪の25校だった。学年・学級閉鎖の割合は11・1%で、前回から2・7ポイント減った。京都の25・5%(165校)が最高だった。
休校の割合は、前々回(1月26日時点)から2・3ポイント(844校)、学年・学級閉鎖は2・2ポイント(776校)減った。文科省の担当者は「国内の感染者数は大きく減ってはいないものの、工夫して休校や学年・学級閉鎖を避けようという現場の意識が見て取れる」と話した。(桑原紀彦)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル