学校活動、コロナ休校で見えてきた「本当に必要なもの」

 新型コロナウイルスの感染拡大で、突然降ってきた小中高校などでの一斉休校――。4月からは再開の見込みだが、行事の縮小など先の見えない警戒は、新学期以降も続きそうだ。今回の休校で見えてきたことと学校再開について、千葉大教授で同大教育学部附属中学校校長の藤川大祐さんに聞いた。

ふじかわ・だいすけ 1965年生まれ。東京大大学院教育学研究科博士課程満期退学。2001年から千葉大で教え、10年に同大教育学部教授、その後も同大学長特別補佐などを経て、18年度から同大教育学部附属中学校校長に。同学部副部長も兼任する。専門は教育方法学、授業実践開発。

 今回見えてきたのは、学校の様々な教育活動のうち子どもにとって本当に大切なもの、必要なものは何かということです。

 卒業式の規模が縮小されました。練習しなくてもぶっつけ本番でできるし、来賓がいなくても問題ないじゃないか、という声が聞こえます。職員の会議も資料では伝えられない最小限のものでいい、という声も……。

 春から学校が再開されると、さらにあらゆる場面で判断を迫られるでしょう。

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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