独創的な技術や商品開発を進める企業の交流団体「関西中堅企業の会」(幹事=大保政一・ダイワ社長、加盟34社)の夏期講演会が23日開かれ、著作家の宇山卓栄氏が「世界史の中の日本と現在(いま)」をテーマに講演した。
宇山氏は対立が続く米中貿易摩擦について「世界の覇権を狙う中国と、それを押さえようとする米国との安全保障をめぐる対立だ」と指摘。その上で、韓国に対し半導体材料の輸出管理を厳格化する日本の措置を「中国に接近する韓国への措置を通じ、日本が米中対立に参戦したという側面もある」と分析した。
宇山氏は大阪府出身。慶応大経済学部を卒業後、世界史講師を経て、時事問題を歴史の視点でわかりやすく解説する執筆活動を続ける。近著の「朝鮮属国史 中国が支配した2000年」(扶桑社新書)など多くの著書がある。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース