守山市で新生児を遺棄致死　母親を逮捕（MBSニュース）

　滋賀県守山市の自宅で出産した男の子が呼吸困難な状況だったにもかかわらず救護せず死亡させたとして、介護職員の女が逮捕されました。

　保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されたのは、守山市の介護職員深田えりか容疑者（２７）です。警察によりますと深田容疑者は今年４月、守山市千代町の自宅寝室で男の子を出産した際、呼吸困難な状況であったにもかかわらず救護などをせず放置し、男の子を窒息死させた疑いがもたれています。

　深田容疑者から相談を受けた父親が翌日警察に通報し、駆けつけた警察が寝室の布団の上で裸のままタオルにくるまれている男の子を発見したということです。

　警察の調べに対し深田容疑者は容疑を認め「泣き声がなく弱っている様子だった。生まれた直後は息をしていた」と話しているということです。