安倍晋三元首相が昨年7月に銃撃され死亡した事件で、殺人や銃刀法違反などの罪で起訴された山上徹也被告(43)が、事件前日に岡山市で投函(とうかん)した安倍氏の殺害をほのめかす手紙を、郵便局で回収しようとしていたことが関係者への取材でわかった。
奈良県警によると、山上被告は事件前日の7月7日夜、参院選の応援演説のために岡山市を訪れた安倍氏を銃撃しようと考えたが、会場に受付があったことから断念した。手紙はその演説会の直前に会場近くのポストに投函していたとみられる。
関係者によると、山上被告は襲撃をあきらめた後、手紙を取り戻そうと近くの郵便局の窓口に出向いていたという。
ただ、手紙の差出人に自身の名前や住所を記していなかったことから手紙が特定されず、郵送を止めることはできなかったという。
県警のこれまでの調べでは…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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