第4次安倍再改造内閣が11日、発足した。新入閣13人のうち、唯一にして最大のサプライズとなった小泉進次郎環境相(38)は、「入閣の決め手」は「理屈じゃない」と断言。フリーアナウンサーの滝川クリステル(41)との「結婚の決め手」を尋ねられた時と全く同じ言葉で、自身の決断を表現すると、話題を呼んでいる育休取得についても前向きな姿勢を示した。内閣発足後、記者会見した安倍晋三首相(64)は、将来的な後継指名とも取れる発言でエールを送った。
「党内抵抗勢力」も今や昔。かわいい息子の成長を楽しみに待つ親のような表情だった。安倍首相は、入閣した進次郎氏について「手アカの付いた従来の議論ではなく、若手ならではの斬新な発想での取り組みを期待します」とエールを送った。
2003年、48歳で党幹事長に起用された自分の姿を重ね合わせた。「進次郎さんは初当選から10年。私の10年目というと、進次郎さんのお父さんの純一郎さんから幹事長に任命された頃だったんですね。当選は3回でした(進次郎氏は4回)」。若くして要職を経験した過去を「十分に準備はできていなかったし、党務全般を把握をして結果を出さないと、という大変な重責、プレッシャーを感じたことを覚えていますが、大変多くの方々に支えていただき、なんとか職務を全うできました」と振り返った。
後継指名とも取れる言葉も思わず漏れた。「私も(幹事長の経験が)総理としての重責を担う上で糧となったので、進次郎さんにも遺憾なく能力を発揮していただきたい」。総理、進次郎という言葉を並べながら「10年目の私より政治的な技術において年季は入っているなあと思います。結果を出していただきたい。期待します」と語った。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース