「桜を見る会」をめぐる問題が取り沙汰される中、安倍晋三首相の首相在職日数が11月20日、2887日となり、歴代単独1位となった。在職日数は第1次内閣からの通算。歴代首相の通算在職日数のトップ10は以下の通り。【BuzzFeed Japan/吉川 慧】
1位:安倍晋三 2887日
(任:2006~2007、2012~)
2位:桂太郎 2886日
(任:1901~06、1908~11、1912~13)
・日英同盟の締結(1902)
・日露戦争を遂行(1904~05)
・韓国併合(1910)
・「大逆事件」で社会主義者を弾圧
3位:佐藤栄作 2798日
(任:1964~1972)
・7年8カ月、戦後最長の長期政権
・日韓国交正常化(1965)
・公害対策基本法の成立(1967)
・沖縄返還協定に調印(1971)
・安倍首相の大叔父
4位:伊藤博文 2720日
(任:1885~88、1892~96、1898、1900~1901)
・初代首相
・旧薩摩藩、長州藩出身者を中心とする藩閥内閣
・大日本帝国憲法の草案完成
・日清戦争(1894~95)を遂行
・陸奥宗光外相らの活躍で列強との不平等条約改正
・初代韓国統監を辞任した後、ハルビン駅頭で暗殺される(1909)
5位:吉田茂 2616日
(任:1946~47、1948~54)
・日本国憲法の公布(1946)など、戦後の民主化を推進
・サンフランシスコ講和条約に調印(1951)
・国会質疑で「バカヤロー」と暴言、これをきっかけに解散総選挙(バカヤロー解散、1953)
・造船疑獄の発覚で有権者の支持を失った
6位:小泉純一郎 1980日
(任:2001~06)
・在任期間は5年超、組閣時の内閣支持率は戦後最高の78%
・「改革なくして成長なし」などのキャッチフレーズ
・党内の抵抗勢力との対立を演出し、その手法は「小泉劇場」と呼ばれた
・「聖域なき構造改革」を掲げ、省庁再編や財政支出削減を断行
・米同時多発テロ後に「テロ特措法」を制定(2001)
・歴代首相で初めて北朝鮮を訪問。金正日氏と「日朝平壌宣言」(2002)
・イラクに自衛隊を派遣(2003)
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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