第25回参院選(21日投開票)の選挙戦最終日となった20日、安倍晋三首相(64)=自民党総裁=や立憲民主党・枝野幸男代表(55)ら与野党の党首らは都市部や重点選挙区で最後の訴えに臨んだ。
安倍首相は、恒例の“アキバ”で選挙戦を締めた。
自民候補2人の応援に立った安倍首相は「(政権交代で)2012年12月、日本を変えることはできた。約束したことを絶対に実行する」と強調。公示前に年金問題がクローズアップされたが、「民主党政権で年金は減った。保育士の待遇も改善されなかった」などと批判した。
17年の都議選の際には「辞めろ」コールも起きたが、今回は「反安倍」を掲げる市民団体らは激減。自民党職員や支持者を総動員して、日本の国旗を配布するなど声援を送った。聴衆の中には私服警察官も配置。「安倍辞めろ」コールも一部で起こったが、すぐに沈静化した。手のひらサイズの「安倍辞めろ」カードを無言で掲げる聴衆もいた。
また、麻生太郎財務相兼副総理(78)も駆けつけ、「最後はこの秋葉原で終えることを決めていた。複数区(東京)で2人を取る」と気勢を上げた。党は首相の日程を党のホームページなどで公開しない“ステルス遊説”を敢行。安倍首相は17年衆院選、18年党総裁選でも最後の場所に秋葉原を選んでいる。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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