俳優・映画監督の奥田瑛二さんの父の生家は、愛知県瀬戸市にある茅葺(かやぶ)きの家。奥田さんは幼いころから茅葺きの家を何度も訪れた。妻を父親に紹介した時、娘2人を連れて探検した夏休み。茅葺きの家には家族との思い出が詰まっているという。「茅葺き」への思いを奥田さんに聞いた。
――奥田さんは愛知県春日井市出身。父の生家があるのは、車で20分ほど離れた愛知県瀬戸市の自然豊かな山里だ。
小さい頃からしょっちゅう行って山や川を散策しておりました。おじいさんが山で木を切ったり、おばあさんが畑で野菜を採ったりすればついて行きました。畑まで150メートルくらいあるけれど、あぜ道を通るだけで蛇を2匹くらい見ますね。井戸の水をくんで、冷やしたスイカを取りにいくなどの手伝いは、子どもの頃からやらされていました。
――妻はエッセイスト・コメンテーターの安藤和津さん。
和津さんをうちのおやじに紹介した時も、春日井の実家ではなくて茅葺きの家に連れていきました。
――映画監督・安藤桃子さんと、俳優の安藤サクラさんが生まれてからは、頻繁に訪れた。
夏休み冬休み春休み。ことある…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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