官僚はプロキックボクサー 戦い地味、パンツにあの言葉

プロキックボクサーのキャリア官僚 松本 篤人さん(36)

 「戦う国家公務員」と呼ばれる。主に厚生労働省の労働系の部署に勤め、「働き方改革」と書かれたパンツで「K―1」などの格闘技大会のリングにも上がる。

 大阪府出身。東大法学部3年の時、公務員試験の予備校を見学するために東京・水道橋を訪れ、キックボクシングのジムの前で足が止まった。

 勉強漬けへの不満、運動不足、好奇心が、経験のない格闘技の門をたたかせた。

 霞が関では終電を逃す日もしばしばだが、週1回、ジムで汗を流す時間は心の潤いになった。

 入省2年目でアマチュア大会初…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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