定期的な乳がん検診を受けていない人は、40~60歳代の女性の5割以上に上ることが、三菱総合研究所が実施したアンケートで分かった。乳がん検診について厚生労働省は、40歳以上の女性に対して、2年に1度マンモグラフィーによる検診を受けることを推奨している。
調査は今年4月、ウェブを使って全国の20~60歳代の女性1千人に実施。乳がん検診の受診や、「高濃度乳房」など乳がん検診に関連する知識を聞いた。
過去2年間でマンモグラフィーによる検査を受けたと答えた人は、40代と50代で47%、60代は42%だった。超音波による検査を受けたという人を合わせても60代は50%に満たなかった。過去に「要精密検査」と言われたことがある人は40~60代でそれぞれ、18~21%だった。
一方で、「高濃度乳房」につい…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル