宝くじファンはフクロウ神社を目指す 金運呼ぶ神の使い

 栃木と茨城の県境にそびえる標高約470メートルの鷲子(とりのこ)山。山頂には1200年以上の歴史を誇る鷲子山上(とりのこさんしょう)神社が鎮座する。愛称は「フクロウ神社」。あちこちにフクロウの石像があり、その数は約120体。この神社で「神の使い」とされているが、実は20年前、ニワトリから「交代」していた。

 宮司の長倉樹さん(70)は1998年、亡き父から宮司を継ぎ、妻澄子さん(70)と住み込んだ。当時、神社周辺は草木が放置状態だった。「地元の商店主さんに領収書を書いてもらおうとしたら、神社の名前が書けなかった。もっと親しまれる神社にしたいと思った」

 「神の使い」は明治時代からニワトリとされてきた。明治初め、三重県の伊勢神宮がすべての神社の上位とされたのを機に、伊勢神宮にならったという。

 フクロウへの変更は長倉さん夫…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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